宇治の興聖寺に僧堂を開く
道元さまは天童山の如浄禅師のもとでの修行を終え帰国されると、嘉禎二年(西暦1236年)十月十五日宇治の興聖寺に僧堂を開き、ここで八年にわたり禅の布教に専念されることになる。全国あちこちから学者や僧侶が集い、その教えを受けた人々は二千人をこえるほどであった。
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