最後のご説法

 道元さまは永平寺に十年間過ごされたが、建長四年の夏頃から体調をくずされ病の床に臥されることが多くなりました。余命いくばくもないことを思い、翌年一月弟子たちを集め、「八大人覚」という修行の心得を説かれ、永平寺を弟子の孤雲懐弉にゆずられた。



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